歯の保存の星 MTAセメントとはNews
先日の関東歯内療法学会サマーセミナーでMTAセメントについて再確認してまいりました。
そこで、MTAセメントの特徴や使用方法につきましてご紹介していきたいと思います。
MTAセメントとは、強アルカリ(pH12)による殺菌作用を有し、高い生体親和性と組織を刺激することによる硬組織形成作用があるため、歯髄の保護や穿孔した歯の封鎖など、歯内療法の分野で幅広く使用されています。
MTAセメントで出来ること
神経に及ぶ深い虫歯でも、歯の神経を残すことができる。(普通は神経を取らなければならない・・)
歯や歯根に穴が空いてしまったはを埋めて保存できる。(普通は抜歯になってしまう・・)
治りにくい根の治療の成功率を上げられる。(普通だと症状が治まらないものでも・・)
歯根を切る手術の際に封鎖するセメントとして有効。(再発率の低下)
このような、さまざまな効能を持つ最新の治療法です。興味がございましたら、ご相談ください。